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80年代 飯田線 クモハ51 200 その1

飯田線特集パート2第31弾です。

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(クモハ51 200 1982年春 伊那松島機関区にて)

前回は原形のクモハ51であるクモハ51 029をご紹介しましたが、今回は2扉車の3扉改造で誕生したクモハ51 200をご紹介しましょう。

編成の中間に組まれ、出庫するところを撮影したものです。夏でもないのに、乗務員扉が半開きになっています。
当時は、乗務員扉は常時施錠されていたわけでは無く、施錠していなくても何か問題が起こるようなことは無かったと思います。現代では考えられない光景ですが、当時はのんびりした時代だったのですね。

クモハ51 200は、クモハ43が種車なので電動機は出力UPされていません。

追設された真ん中の乗降扉窓はHゴム化され、戸袋もHゴム化されています。両端の乗降扉窓は横桟入りになっています。

パンタはPS11搭載で戦前製の貫録が残っています。

重い吊掛音を残しながら目の前をゆっくりと通り過ぎてゆきました。


by takurika54 | 2014-09-13 09:29 | 80年代 飯田線 | Comments(0)