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80年代 飯田線 クハ68 403 その1

飯田線特集パート2第18弾です。

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(クハ68 403 1982年春 伊那松島駅にて)

伊那松島駅へ入線してきたクハ68 403です。

戦時中の輸送量確保のため2扉車を3扉車に改造して誕生しています。クハ68 405と同様に、2等・3等合造のクロハ59がルーツで、2枚目の昇降扉以降の窓割りに特徴があります。

運転席側の窓だけでなく、助手席側の窓と運行表示窓さえもがHゴム化されています。撮影した中学生当時は、このHゴム化された姿が余り好きでは無かったのですが、今見るとこれはこれでなかなか味わいのある顔をしています。窓がHゴム化されながらホロ枠が残り、運転席窓下には丸いベンチレータが取り付けられていて、オリジナルと非オリジナルがアンバランスに融合しています。

クハ68 403は、便所用の水タンクを便所上の天井部に取り付けられているらしく、床下にタンクが無いのも特徴だそうですが、この画像からはうかがい知ることは出来ません。残念。

画像左隅には、柱に取り付けられた駅名板が見えてますが、筆書きのような書体で書かれたホーロー製ですね。


by takurika54 | 2014-05-18 00:47 | 80年代 飯田線 | Comments(0)