80年代 飯田線 クハユニ56 003
(クハユニ56 003 1982年春 天竜峡駅にて)
天竜峡駅に到着し、駅員に許可を得てから、はずれの留置線で待機中の車両を撮影しました。
ノーシル・ノーヘッダのクハユニ56は、002と003と004の3両存在しましたが、正面がちに撮った画像では車番が分かりません。が、ここは旧型国電の特徴で僅かな個体差で識別することが出来ます。
各車の特徴は次の通りです。もっとあるかも知れませんが…。
002:運転席上のベンチ撤去跡が無い、側面行先サボは窓下、乗降扉窓に桟入り(①~③位のみ)、正面窓真ん中の窓枠にベンチ撤去跡がある
003:運転席上のベンチ撤去跡が無い、側面行先サボは窓下、乗降扉窓はHゴム支持、正面窓真ん中の窓枠にはベンチ撤去跡は無し
004:運転席上のベンチ撤去跡がある、側面行先サボは窓上、乗降扉窓はHゴム支持、正面窓真ん中の窓枠にはベンチ撤去跡は無し
以上の個体差から、クハユニ56 003であると分かります。
この辺の個体差を見つけるのも面白みがありますね。
飯田線特集パート1でご紹介したクハユニ56 002の画像を再掲します。真ん中の窓枠にベンチを撤去して板で塞いだ跡が見えます。乗降扉は桟入りですね。
クハユニ56 002の記事はこちら。
by takurika54 | 2014-02-01 10:11 | 80年代 飯田線 | Comments(0)