80年代 飯田線 クモニ13 026
飯田線特集パート1第12弾です。
(クモニ13 026 1980年夏 辰野駅にて)
以前、辰野駅に停車中のクモニ83 103をご紹介済みですが、その時の相棒がクモニ13 026です。
行き止まりの辰野駅1番線に停車しています。
73系のような顔立ちで、いわゆる食パンです。スカ色なので、御殿場線で活躍した車両のように見えませんか?
当時の伊那松島機関区の車は、クモエ21 009を除けば漏れなく運転席側の窓がHゴム化されてましたが、豊橋機関区に所属のこの車はHゴム化されずオリジナルを保っていました。
クモニ13は、豊橋機関区に025と026の2輌配されてましたが、正面から撮ったのではどちらか分かりません。どうやって識別したかですが、助手席側の窓下に、サボ掛けのようなフックが3ツ付いており、025にはこれがありません。このサボ掛けですが、首都圏で運用された車には「荷物電車」と書かれたサボを掛けていたので、026は首都圏から流れてきたのでしょうか?
右隣りの2番線には、乗車してきた4輌編成の上諏訪行きが乗降扱い中で、多くの方が下車されてます。大きな荷物や紙袋を沢山持っている方が居られ、旅行や帰省するところなのでしょうね。
左隣りは貨物ホームがあり、茶ワムが荷役中です。貨物ホームには、穀物か肥料か分かりませんが、茶袋が積まれています。更に、向こうの方にも茶ワムが見えてます。中央本線は新線が出来て、辰野駅はスキップされてしまいましたが、当時は中央本線との乗り換え駅で交通の要所でした。なので、取扱貨物量もそれなりにあったのでしょうね。
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by takurika54 | 2013-02-10 09:32 | 80年代 飯田線 | Comments(2)
辰野は貨物の要衝で、JRになってからもホキ2200で飼料やタキ車で石油の到着が残っていましたよ。
大学から結婚して子供が小さい頃の約10年間は鉄から離れていたのですが、離れていた頃も伊那に居る友人のところへ年に数回行ってました。その頃は飯田線貨物終焉間近でしたが、伊那松島機関区へ行きED62を撮影してます。残念ながら、ホキや石油タキやらは撮らず仕舞いでした、ん~悔しい。