80年代 阪神武庫川線その3

甲子園口から土手下を走った線路は、やがて国道2号線とクロスします。

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(武庫川線廃線跡 1980年夏 武庫大橋駅跡にて)

国道2号線下をトンネルでくぐると、武庫大橋駅跡に出ます。

当時、武庫大橋駅跡には上下線対向ホームが残っていました。石組みのホームが左右に見えますね。
トンネルの上が国道2号線です。
トンネル~ホームまでは、木組みの柵に有刺鉄線が施されてあり、近づくことは出来ませんでした。と言いながら、ピンク色したポリバケツが見えているので、地元民は家庭農園等で勝手に利用していたのでしょうね。

国道2号線には、昭和50年まで阪国電車(阪神国道線)が走っていて、こちらは「金魚鉢」と呼ばれた71系等が有名ですが、国道2号線にも武庫大橋駅が存在して、武庫川線との乗り換え駅になっていたようです。
とは言え、武庫川線が阪神本線より北側へ乗り入れていたのは太平洋戦争終戦の時期までですので、乗り換え出来たのはホンの数年間のことでしたが、武庫川線が戦後も長らく使用されていれば、利用客の流れもまた変わったものになっていたかも知れません。

2年ほど前に、兵庫医大に入院していた叔父さんを見舞いに行った帰り、武庫川駅周辺から国道2号線まで歩いて、阪国バス(阪神バス)で実家へ戻ったことがありました。その際、この辺を通りましたが、国道2号線とのクロス部は新しくコンクリートで固められ、ホーム跡には一戸建てが建ち並び、当時を偲ぶものは何もありませんでした。ただ、コンクリートには蓋というか扉のようなものがあり、トンネル自体は存在しているように見受けられました。

次週もお楽しみに。


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by takurika54 | 2012-08-11 09:05 | 80年代 私鉄 | Comments(0)